ブランディング手法2
前のブランディング手法1では、楽天を例にとり現状の強みや弱み、問題点を
洗い出した。
なぜ人はAmazonで購入し、Amazonを愛すのかをまず考えていきたい。
Amazonのサイトにアクセスしたことのある人はお分かりだと思うのだが
1.ごちゃごちゃしていない。
2.シンプルかつ商品を検索しやすいUIになっている
などデザイン上からもAmazonの戦略が伺える
Amazonが主張したいのは「なるべく早く、そしてシンプルに、安全に購入できる」
というのを主張したいようなデザインになっている。
白のマージンの広さ加減を見ても上記のような主張が明確である。
そして、Amazonに出店している各店舗がほとんど同じようなデザインなのである
それでは、楽天がAmazonから顧客を取る為のブランディングはどうすれば良いだろうか。
まずは、
1.シンプルかつ、業界の大手であるようなブランディングを心がける
2.ECだけでなく、金融などその他のジャンルを絡めて総合的なブランディングを心がける
3.各店舗がブランディングできかつ全体統一のとれるような仕組みをもうけること
上記が考えられる。
1.は非常に大事で、商品購入といえば、Amazonと思われるのではなく楽天と最初に思わせるような消費者心理で上位に立つ必要がある。
2.はAmazonにはない国内で優位に戦っていける優位ポイントとなる。
買ってくれた人に対してのアフターフォローをしっかりし、口コミで優位なポジションを築いていくことが重要である。
3.各店舗が自由にブランディングできることは良いことだが、全くバラバラで同じ方向を向いていないと全体最適化にはつながらない。
仕組みとして全体最適化を目指せる仕組みに取り組むべきである。
上記のようにまとまった。
デザインやトンマナに至るまで、楽天ブランディングを統一して行うことが重要である。